はじめに

パーソナルカラーへの様々な悩み

「パーソナルカラー診断に興味はあるけど、費用や時間がネック…」
「ブルべ?イエベ?とか流行ってるけど、とらわれなくない」
「友達と同じパーソナルカラーなはずなのに、私には同じ色が似合わない気がする…」

このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

顔の印象と似合う色の相関関係

実は、あなたに似合う色は、パーソナルカラー診断を受けなくても見つけることができます。

自分の顔が大人っぽいのか子供っぽいのか、目力が強いのか優しいのか、なんとなく自分でも分かりませんか?

意外と知られていないのですが「顔の印象」と「似合う色」には、ある程度関係性があるのです。

例えば:

  • 顔のパーツが大きく目力がある人は、赤などの華やかで鮮やかな色が似合う
  • 優しい印象の顔立ちの人は、ライトブルーやベージュなど、淡く柔らかなカラーが似合う
  • ふんわりした印象の人はパステルピンクが似合いますし、凛とした印象の人はネイビーが似合う

これならイメージしやすいですよね。

顔立ちの特徴から導き出す、似合う色の3つの法則

顔の印象について、今回は3つの要素で説明していきます。

  • 顔の濃さ:はっきりとした印象か、優しい印象か
  • パーツの特徴:直線的要素が多いか、曲線的要素が多いか
  • 世代感:子供顔か、大人顔か

これらの要素によって、自然と調和する色が決まってきます。

この方法なら、毎日の服選びやメイクに迷わず、自信を持って取り入れることができます。

それぞれの法則を詳しく見ていきましょう。

法則1:顔の濃さと色の鮮やかさの関係

目鼻立ちの印象によって、似合う色の鮮やかさが変わってきます。

華やかではっきりとした顔立ちの方もいれば、優しく穏やかな顔立ちの方もいますよね。

 このような顔立ちの違いは、一般的に「濃い・薄い」「派手・地味」といった言葉で表現されます。

 要素としては、パーツの大きさ、彫りの深さ、髪や眉毛の質感などが挙げられます。 

特に目力の強さは、直感的に分かりやすいポイントとなります。

はっきり印象さんに似合う色

目力があり、はっきりとした印象の方には、色の鮮やかさやコントラストがある色が調和します。

  • ビビッドカラー
  • ダークトーンの色
  • はっきりとした色使い

なぜなら、顔の印象の強さと色の強さのバランスが取れるためです。

淡い色を選ぶと、顔の印象が強すぎて色負けしてしまうことがあります。

黒が似合う人も多いです。

強い色を身につけることで、顔立ちの魅力がより際立ちます。

優しい印象さんに似合う色

目力が穏やかで、優しい印象の方には、柔らかな色味が自然に馴染みます。

  • パステルカラー
  • ライトカラー
  • くすみカラー
  • 優しい色使い

強すぎる色を選ぶと、顔の印象とのバランスが取れず、色が浮いてしまう可能性があります。

柔らかな色を選ぶことで、優しい印象がさらに引き立ち、自然な透明感が生まれます。

法則2:曲線タイプ直線タイプと色味の温度感

輪郭や目鼻口などの顔のパーツに、曲線的要素と直線的要素のどちらが多いかによって、似合う色の温度感は異なります。

曲線タイプさんに似合う色

 顔のパーツに曲線的な要素が多い方は、全体的に丸みのある柔らかな印象となります。

 そのため、黄色や赤などの暖色系の温かみのある色が特に調和します。

イエロー

オレンジ

レッド

ピンク

ラベンダー

赤みのあるパープル

顔の丸みと色の温かみが自然なバランスを生み出します。

柔らかな暖色を取り入れることで、親しみやすい印象がより引き立ちます。

直線タイプさんに似合う色

顔のパーツに直線的な要素が多い方は、シャープで引き締まった印象となります。 

そのため、青や緑などの寒色系のクールな色味が特に調和します。

ブルー

グリーン

ネイビー

青に近いパープル

ホワイトやシルバーのような冷たい色

顔のシャープさと色のクールさが調和します。

知的な印象がより際立ち、洗練された雰囲気を演出できます。

法則3:子供顔タイプ大人顔タイプと色の印象

顔が子供っぽいか大人っぽいかという顔の世代感によって、似合う色の印象も変わってきます。

子供顔タイプさんに似合う色

若々しい印象の子供顔タイプの方には、明るく可愛らしい色が調和します。

  • 明度の高い明るいトーンの色
  • ポップな色使い
  • フレッシュな色味
  • 淡いくすみカラー

顔の印象の可愛らしさと色の可愛らしさが自然にマッチします。明るい色を取り入れることで、若々しさがより引き立ち、表情も明るく見えます。

大人顔タイプさんに似合う色

落ち着いた印象の大人顔タイプの方には、シックな落ち着いた色が映えます。

  • 明度の低いダークカラー
  • 深みのあるくすみカラー
  • 落ち着いた色使い
  • シックな色味

大人っぽい印象と色の落ち着きが調和します。落ち着いた色を選ぶことで、知的で上品な雰囲気がより引き立ち、凛とした魅力が増します。

このように、顔立ちの特徴から似合う色を見つけることで、より自然で魅力的な印象を演出できます。 

ただし、これはあくまでも基本的な考え方であり、個人差があります。

時には自分の好みや気分を大切にして、異なる色を選ぶことも素敵なアクセントとなるでしょう。

顔タイプ別・芸能人に学ぶ「似合う色」の実例集

実際の芸能人を例に、顔印象別の特徴と似合う色を見ていきましょう。

同じタイプでも、目力の強さによって似合う色の鮮やかさが変わってくるのがポイントです。

子供顔×曲線的な顔立ちの芸能人

丸みのある目元と柔らかな輪郭が特徴の、若々しいタイプです。暖色系の明るい色が自然に調和します。

■優しい雰囲気の顔立ち:藤田ニコルさん、有村架純さん

  • パステルカラーや淡いくすみカラーが調和します
  • ベビーピンクやライトベージュが得意色です
  • 柔らかな暖色系の服で可愛らしさが引き立ちます

■目力の強い顔立ち:広瀬すずさん、渡辺直美さん

  • ビビッドカラーが映えます
  • 明るいオレンジやポップなピンクが得意色です
  • 鮮やかな暖色系の服で存在感が際立ちます

このタイプの方は全体的に明るく可愛らしい色が似合います。

目力の強さに応じて色の鮮やかさを調整することで、より自然な印象を演出できます。

大人顔×曲線的な顔立ちの芸能人 

縦長の輪郭と女性らしい曲線が特徴で、大人っぽい印象のタイプです。優美な印象の暖色系や落ち着いた色が自然に調和します。

■優しい雰囲気の顔立ち:深田恭子さん、佐々木希さん

  • 上品なピンクやラベンダーが調和します
  • 柔らかなベージュやミディアムトーンのローズが得意色です
  • 優しい色味で女性らしさが引き立ちます

■目力の強い顔立ち:中村アンさん、柴咲コウさん

  • 深みのあるパープルやブラウンが映えます
  • ワインレッドや黒などのシックな色も素敵に着こなせます
  • 艶のある色で華やかさが際立ちます

このタイプの方は全体的に女性らしい色が似合います。

目力の強さに応じて色の深みを調整することで、より自然な印象を演出できます。

子供顔×直線的な顔立ちの芸能人

すっきりとした輪郭と若々しい印象が特徴で、爽やかな寒色系が自然に調和するタイプです。

■優しい雰囲気の顔立ち:吉岡里穂さん、広末涼子さん

  • クリアな水色や優しい黄緑が調和します
  • 爽やかなミントグリーンが得意色です
  • 透明感のある色で清らかな印象を演出できます

■目力の強い顔立ち:剛力彩芽さん、田中麗奈さん

  • ビビッドな青で爽快な印象が際立ちます
  • クリアな寒色系が得意色です
  • 深みのあるターコイズやサファイアブルーで洗練された印象を演出できます

このタイプの方は全体的にクリアな色が似合います。

目力の強さに応じて色の鮮やかさを調整することで、より自然な印象を演出できます。

大人顔×直線的な顔立ちの芸能人

シャープな輪郭と凛とした印象が特徴で、知的で都会的な寒色系が自然に調和するタイプです。

■優しい雰囲気の顔立ち:綾瀬はるかさん、松嶋菜々子さん

  • シルバーグレーや淡いブルーが調和します
  • スモーキーカラーが得意色です
  • 上品な寒色系で知的な印象を演出できます

■目力の強い顔立ち:天海祐希さん、菜々緒さん

  • シャープなモノトーンが映えます
  • 濃いネイビーやブラックが得意色です
  • クールな色で凛とした印象が際立ちます

このタイプの方は全体的にクールな色が似合います。

目力の強さに応じて色の深みを調整することで、より自然な印象を演出できます。

それぞれのタイプの方は、ここで紹介した色をベースにしつつ、好みや場面に応じてアレンジを加えることで、より魅力的な着こなしが楽しめます。

大切なのは、顔立ちの特徴を活かしながら、自分らしい表現を見つけることです。

自分の顔タイプを見極めるためのチェックポイント

自分の顔タイプを見極めるためのチェックポイント

自分の顔印象がどのタイプか気になりますよね。

鏡を見ながら、以下のポイントをチェックしてみましょう。

自分で判断できない場合は、家族や友人に聞いているのもいいでしょう。

曲線・直線の見分け方

曲線タイプ直線タイプ
輪郭 骨感がない骨感がある
丸みがある丸みがない
目の形縦幅があり丸い、
幅広い二重、
たれ目
切れ長、
一重、
奥二重、
つり目
眉毛のラインゆるやかなアーチ型直線的な眉
小鼻に丸みがある鼻筋すっと通っている

子供顔・大人顔の見分け方

子供顔大人顔
顔の形 丸顔面長
目の位置目の位置が低め、
離れ気味
目の位置が高め、
寄り気味
顎のライン短めでまるい長めでシャープ
鼻の高さ鼻が低め鼻が高め
全体的な印象平面的立体的

顔の濃さをチェック

顔の濃さは、以下のポイントで判断できます:

濃い印象優しい印象
パーツの大きさ目鼻口が大きい目鼻口が小さい
凹凸が大きい凹凸が大きく彫りが深い凹凸が少なく平面的
髪・眉毛の濃さはっきりとした髪・眉 ナチュラルな髪・眉
目力が強い
(最重要ポイント)
目力が強くパッと目を引く目力が優しくナチュラルな印象

これらのチェックポイントは、必ずしもすべての特徴が当てはまるわけではありません。

ご自身の特徴が最も多く該当するタイプを見つけることが大切です。

どちらか分からない場合は中間と考えてもよいです。

また、メイクで印象が変わることもありますので、すっぴんの状態でチェックすることをおすすめします。

さらに詳しく知りたい方は顔タイプ診断を調べてみてください。

自己診断ができるサイトもありますし、プロに診断してもらう方法もあります。

また、今回ご紹介した要素の他にも

  • 顔や髪に ツヤがある人はクリアな色が 似合う
  • お肌がマットな人は くすみカラーがステキになじむ
  • 色白さんは 明るい色が似合い、 色黒さんはダークな色が似合う

など、お持ちの質感によっても似合うカラーは変わってきます。

顔タイプ別メイクアップのコツ

顔タイプ別メイクアップのコツ

これまでに見てきた似合う色を活かしたメイクが、最も自然な仕上がりになります。

それでは、各タイプのおすすめメイク方法を詳しく見ていきましょう。

タイプ別メイクのポイント

【子供顔×曲線タイプ】

 ■優しい印象の方

  • アイシャドウは淡いピンクやベージュで柔らかな印象に
  • チークは丸くぽんと入れて可愛らしさを演出
  • リップは明るいオレンジやピンクで愛らしい表情を作ります

■目力の強い方

  • アイシャドウはオレンジやコーラルで明るく魅せる
  • チークは血色感のある明るいピンクを使用
  • リップは鮮やかなカラーで表情を華やかに演出

【大人顔×曲線タイプ】

 ■優しい印象の方

  • アイシャドウはラベンダーやピンクで上品な印象に
  • チークは横長に入れて大人っぽさを演出
  • リップはミディアムピンクで女性らしさを引き立てます

■目力の強い方

  • アイシャドウはボルドーやブラウンで深みのある目元に
  • チークは濃いめのローズで艶やかさを表現
  • リップは深みのあるレッドで華やかさを演出

【子供顔×直線タイプ】

 ■優しい印象の方

  • アイシャドウは水色やミントで爽やかな印象に
  • チークは薄めのピンクでナチュラルに仕上げる
  • リップはクリアなピンクで清楚な印象を演出

■目力の強い方

  • アイシャドウはターコイズやブルーで鮮やかな目元を
  • チークはサーモンピンクでフレッシュな印象に
  • リップはクリアな発色で洗練された表情を作ります

【大人顔×直線タイプ】

■優しい印象の方

  • アイシャドウはグレーやスモーキーブルーで知的な印象に
  • チークはローズベージュで上品に仕上げる
  • リップはナチュラルなローズで落ち着いた表情を演出

■目力の強い方

  • アイシャドウはネイビーやパープルでシックな目元に
  • チークは陰影を意識して立体的に仕上げる
  • リップはワインレッドで凛とした印象を作ります

イメージと違う色を似合わせるテクニック

イメージと異なるカラーやテイストに挑戦したい時は、これまでの知識を活用することで、普段は少し苦手だと感じる色やデザインも自然に取り入れることができます。

大切なのは、一気に大きく変えるのではなく、少しずつ工夫を加えていくことです。たとえば、ベースは自分に似合う色で揃えながら、アクセントとして新しい色を取り入れたり、メイクで顔周りの印象を整えたりすることで、新鮮な着こなしを楽しむことができます

  1. 優しい顔立ちの方が強めの色を使用したい場合
  • アイメイクをはっきりと描く
  • グラデーションで彫りの深さを演出
  • マスカラを重ねづけして目力を強調
  1. 濃い顔立ちの方が優しい色を使用したい場合
  • ベースメイク重視のナチュラルメイク
  • アイラインは細めに描く
  • マスカラは控えめにつける
  1. 曲線タイプの方がクールな印象を出したい場合
  • 眉は直線的なラインで描く
  • アイシャドウは横長に入れる
  • チークは斜めにシャープに入れる
  1. 直線タイプの方が柔らかい印象を出したい場合
  • 眉は優しいアーチを描く
  • アイシャドウは丸みを意識してぼかす
  • チークは丸く入れる

これらの変化をつける際の重要なポイントは、一度に全ての要素を変えすぎないことです。自分に似合うテイストと大きく異なるメイクをしすぎると違和感が生じてしまいます。

1〜2箇所の変化に留めることで、自然な印象の中で新しい魅力を引き出すことができます。

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  • ブラックロングラスティング:しっかりとした黒ライン 
  • ブラックイージーオフ:簡単オフの黒ライン
  • ダークブラウン:シックな印象に
  • ブラウン:ナチュラルな目元に
  • グレーブラウン:落ち着いた雰囲気に
  • ライトブラウン:柔らかな印象に
  • ボルドー:深みのある印象に
  • アプリコット:明るい印象に
  • スモーキーモーヴ:こなれた雰囲気に
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あなたらしい魅力を引き出す色選びを、今日から始めましょう

パーソナルカラー診断に行かなくても、自分の顔立ちから似合う色は見つけられます。

自分の顔立ちの特徴をチェックして、まずは似合うと思われる色を一つか二つ選んでみましょう。

メイクやファッションに取り入れて、鏡で確認しながら自分に合う色を探していけば、パーソナルカラー診断がなくても、あなたらしい魅力を引き出せるはずです。

好みの色も大切にしながら、顔の印象に合った色選びを楽しんでみてください。

気分に合わせて異なるタイプの色にも少しずつ挑戦していけば、より豊かな着こなしの幅が広がっていくことでしょう。

まずは今日から、あなたの「似合う色」探しを始めてみませんか?

この記事の執筆者

aya**(アヤ)
WEBライター兼ハンドメイド作家。中高生2人の娘の母であり、乳幼児期から思春期までの子育ての変化を実感。
様々な分野の記事を執筆する中で、自身の経験も活かしながら、「なるほど!」と読者の心に響く、分かりやすい文章作りを心がけています。

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