「乳酸」という言葉を聞くと、「疲労や筋肉に関係するものだ 」と思う人は多いのではないでしょうか。たしかに乳酸は疲労や筋肉と密接な関係があるものです。ただこれは、実はスキンケア用品とも非常に密接な関係がある言葉です。 ここでは、スキンケアの観点から乳酸について解説していきます。
「乳酸」ってどんなもの? その歴史や発見、意味について

疲労や筋肉、そしてスキンケアに関わる「乳酸」は、多くの生命体が持っている成分です。人間が持っている天然保湿因子を構成する要素のうちのひとつであり、人の肌を守るために役立っています。ちなみにこの乳酸は非常に汎用性が高く、スキンケア用品だけでなく、衣料品や樹脂硬化剤、またみそなどを作るときにも使われています。
その歴史は非常に古く、1780年にはすでに発見されていました。ただこのときの「乳酸」は、文字通り、牛乳からとられたものであり、筋肉から分離できるようになるまでにはそれから40年近い時間を待たなければなりませんでした。そして今からさかのぼること75年前の1949年には日本の工場で大量生産が始まります。
乳酸は非常に安価であること、またアレルギーを起こす可能性がほとんどないことから、さまざまなスキンケア用品に含まれています。
スキンケア用品に配合される乳酸の役割とは?

スキンケア用品のいち成分としての乳酸は、主に以下のような目的のために配合されます。
- ピーリング効果
- 収れん効果
- 保湿効果
それぞれ見ていきましょう。
ピーリング効果
ピーリングとは、「(皮を)剥く」という意味を持つ言葉です。スキンケアの分野で使われるときは、「古くなった角質層を落とし、肌の新陳代謝を促進すること」という意味で使われます。
顔の肌は1か月ごとに新しい皮ふに変わります。しかし生活が不規則であったり、年齢を重ねたりすると、このサイクルが乱れ、新しい肌に生まれ変わるまでの期間が長くなってしまいます。そのため肌は硬くなりやすくなりますし、シミも沈着しやすくなります。また、ニキビなどができた際にも、それが治りにくくなってしまいます。
このような問題を解決するための方法として、「ピーリング」があります。古くなった角質層を除去し、肌を整えるために、乳酸などを含んだピーリング剤を塗布するのです。
もっとも乳酸はピーリング成分のなかでも比較的穏やかな作用を示すため、「乳酸を含むピーリング剤を使ったら、たちまち肌がきれいになった!」などのような劇的な効果は期待できません。
収れん効果
乳酸には、肌を引き締める効果があります。これは「収れん作用」と呼ばれるものです。乳酸の酸性の特性を利用したもので、余分な皮脂の分泌を抑えることができるとされています。
また、化粧品として配合される場合は、化粧崩れを防ぐ役割も持っています。若々しい肌を作りたいと考えている人にはもちろん、メイク崩れしにくい顔を作りたい人にも乳酸は有効に働きます。
保湿効果

上でも述べましたが、乳酸は人の持っている天然保湿因子のなかに含まれている成分です。肌の水分量を保ちつややかな肌を作るためにはセラミドが非常に重要ですが、乳酸にはこのセラミドに関わっています。
保湿された肌は外界からのダメージを受けにくく、肌トラブルを起こしにくいというメリットがあります。保湿成分は数多くありますが、乳酸もまた、さまざまな保湿成分と手を組んで、人の肌を守ってくれるものだといえるでしょう。
なおここでは大きくは取り上げませんが、乳酸はスキンケア用品を安定化させる力もあります。複合的な角度から人の肌にアプローチできる乳酸は、私たちにとって非常に頼りになる成分です。 肌表面の古い角質層を除去するピーリング剤としての役目のある乳酸を配合したクレンジングジェルは、こちらからお買い求めいただけます。

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