6月は実は、一年でもかなり髪の毛のトラブルが多い時期です。特に、湿気によって髪の毛がうねりや癖が取れにくい、まとまりにくいといったトラブルが多くなります。元々、髪の毛にダメージがある人は悪化しやすいこともあり、この時期のヘアケアは特に重要です。今回は、湿気による髪の毛のトラブルが起こりやすい時期でも、美しい髪をキープするポイントを紹介します。

そもそもなぜ髪の毛のトラブルが特に6月は起こりやすいのか?

そもそもなぜ髪の毛のトラブルが特に6月は起こりやすいのか?

髪の毛のトラブルが6月に多い理由はズバリ2つあります。1つ目は梅雨による湿度の変化によって髪の毛の水分量のバランスが乱れやすいこと、もう1つは強い紫外線です。

2つの要因を解説する前に、まずは髪の毛の構造について簡単に説明します。

キューティクルは髪の毛の最外層で、魚の鱗のように重なり合った細胞で構成されています。これが髪の毛の保護膜として機能し、内部を守ります。コルテックスは髪の毛の中間層で、髪の強度や弾力性を決定します。ここにはメラニン色素が含まれており、髪の色を決めます。メデュラは髪の中心部分になります。身近なもので例えると木の年輪のように、キューティクルが表皮で、コルテックスはその内部、メデュラは芯の部分になります。髪の毛が痛むと、表皮が割れて、幹が出てボロボロになっている状態になります。

梅雨前の紫外線でキューティクルが傷つき、コルテックスの水分量が増えることで癖やうねりの原因になります。うねりや髪の毛が広がるのは、湿気を吸収することで起こります。キューティクルの損傷がひどい箇所が毛先などに集中していると、その箇所のみ癖がつき髪の毛のハネの原因になってしまうのです。

髪をキープするコツ

髪の毛のトラブルを起こさないためには、このキューティクルを傷つけるリスクを限りなく減らすことです。キューティクルが傷つく原因を減らすことで、コルテックスの水分量の変化も少なくさせることができます。

湿気をしっかり吸い取る

一番やってはいけないのは髪の毛が濡れた状態で放置することです。雨に濡れたまま髪の毛を放置したり、体調が悪いからと半乾きのまま眠ったりすることは、キューティクルを傷つけてしまいます。濡れることでキューティクルが毛羽立ち、髪の毛同士が絡まりやすくなります。絡んだ髪の毛同士が摩擦を引き起こすことで髪の毛が傷ついてしまうのです。

そんな状態を解消するのにおすすめなのは、髪の毛の水分を吸い取ってくれる吸水性が高いタオルです。

普通のタオルの場合、タオルに水分を吸ってもタオル自体が湿っているため、髪の毛の過剰な水分をしっかり取りきることができません。しかし、今回紹介するハニホコのタオルは、しっかり水分を吸収したあともサラサラしており、髪の毛に吸収した水分が移ることはありません。

しかも、しっかり水分を拭き取ることが簡単にできるので、お風呂上がりに巻くだけでも髪の毛の乾燥時間が大幅に短縮され、一石二鳥です。加えて、すぐに乾くのも嬉しいポイントのアイテムになります。

ハニホコタオル

 ドライヤーの使い方を見直す

ドライヤーの冷風機能は実はとてもキューティクルを保護するために重要なポイントです。ドライヤーで温風で根本から毛先に沿って髪の毛を乾かした後に、冷風を当てるとキューティクルが閉まります。その結果、コルテックスまで湿気の侵入を防ぎ、うねりに負けなくなります。

加えて、キューティクルが閉まった上にヘアオイルでケアすると、さらにパサつきやまとまりのない状態を改善することができます。

ヘアオイルで油分を補給する

梅雨にも負けない髪の毛にするには、しっかり乾かした後にヘアオイルをつけることです。これは、キューティクルに油分を纏わせることで、髪の毛同士の摩擦を減らす目的があります。髪の毛の表面がすべすべしていれば、髪の毛同士が絡まることはありません。

ヘアオイルの重要ポイントは根本ではなく毛先から髪の毛半分の範囲につけることです。根本につけると髪の毛の皮膚の調子が悪くなり、抜け毛の原因になります。なじませてサラサラになるようにしましょう。

濡れている時にヘアオイルをつけるのは髪の毛が痛むので厳禁です。必ずしっかり乾燥させてからつけるようにしてください。

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まとめ

6月は湿気や紫外線の影響で髪の毛がダメージを受けやすい時期です。キューティクルを守るために、しっかりとしたヘアケアが求められます。湿気を吸い取るタオルの使用や、ドライヤーの冷風機能の活用、ヘアオイルでの保湿が重要です。また、自分にあったシャンプーやコンディショナーを選ぶ、定期的なヘアマスクの使用やUV対策なども大切です。簡単にできる工夫で、湿気の多い季節でも美しい髪をキープして自信を持って過ごしましょう。

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