最近、自分だけのコスメを作れる“DIYコスメ”の人気もあり、様々な美容成分を耳にすることが多いかと思います。 でも種類もたくさんありすぎて、本当に自分に必要な成分がわからなかったり…
なので、今回は特に今人気の成分ベスト7とその効果を簡単にご紹介したいと思います。

今人気の美容成分ベスト7

①セラミド

健やかな肌の角質の中は、何層もの角質細胞が重なっている。

セラミドはその角質の隙間を満たし、細胞どうしや水分を繋ぎとめる役割をしている。


<おもな種類>
・動物性(天然)セラミド
・植物性セラミド
・合成セラミド
・ヒト型セラミド


<性質>
・体質や年齢により減少してしまう(※50代になると、肌のセラミド量は20代の約半分に…)
・低刺激で保湿力が高い
・体内で作り出すのが難しいので、外から補う必要がある。


<美容効果>
・肌の角質層のバリア機能をサポートする
・乾燥・肌荒れを防ぐ

②ビタミンC誘導体


ビタミンCの弱点を改善しようと誕生したのが、ビタミンC誘導体。
成分としての安定性や、美容成分として効果を発揮する持続性などが改善され、ビタミンCに比べ肌への浸透がよいのが特徴。


<おもな種類>
・リン酸アスコルビルMg
・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
・3₋0エチルアスコルビン酸


<性質>
・酸化しにくい
・肌に吸収されやすい


<美容効果>
・メラニン色素の合成を抑制し、できてしまったメラニン色素を薄くする
・コラーゲンの生成を助け、肌にハリを与える
・肌の酸化を防ぐ
・肌の新陳代謝を整え、ターンオーバーを促す
・皮脂の分泌量を正常化する

③トラネキサム酸

必須アミノ酸シリンをもとに、人工的に生成されたアミノ酸の一種。 肌の炎症トラブルを和らげ、シミ予防にも効果的! 毎日使いもでき、紫外線が強い時期は毎日この成分が 入った化粧品や美容液でケアするのがオススメ!!

<性質>
結晶または結晶性粉末で水には易溶、エタノールに不溶


<美容効果>
・シミの予防、改善
・肝斑の治療
・メラニン色素の生成と炎症を抑えるため、美白効果が期待できる

④ヒト幹細胞培養液

幹細胞は体の細胞のモトで、壊れた部分を修復したり再生したり活性化する力があるのが幹細胞です。 その幹細胞の働きを利用して作られたのがヒト幹細胞コスメです


<性質>
皮下脂肪の幹細胞が使われ、皮膚の細胞を活性化するためのさまざまなタンパク質や栄養素などが豊富に含まれている

<美容効果>
・しわやたるみの改善
・ほうれい線の改善
・肌のツヤやハリ効果
・シミやくすみの改善
・傷跡やニキビ跡の改善

オススメアイテム

⑤レチノール

ビタミンAのことで、化粧品成分としては、パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールなどの「ビタミンA誘導体」 がよく知られている。

<性質>
肌細胞に働きかけ、様々なトラブルの改善に期待できる


美容効果
お肌のターンオーバーを促し、表皮のヒアルロン酸の生成を促進させて皮脂の水分量をUPさせる結果、 しわの改善や毛穴などに効果が期待できる

⑥ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは別名「ニコチンアミド」とも呼ばれていて、ビタミンB群の仲間である「ナイアシン(ビタミンB3)」のひとつ。 ナイアシンは水溶性のビタミンで、ナイアシンアミドとニコチン酸の2つを合わせた総称。


<性質>
・真皮層のコラーゲン産出を促進
・角層の形成を促進しバリア機能の改善
・メラニンが肌表面に出てくるのをブロックする


<美容効果>
・しわの改善
・美白
・肌荒れ改善

⑦ヘパリン類似物質

乾燥肌の改善に持続的な効果を期待できる保湿成分。 人の肝臓で生成される「へパリン」によく似た性質を持ち、吸水性・保水性に優れている。

<性質>
・ヒアルロン酸にも似た構成を持ち、保湿効果が高い
・肌の角質まで浸透する


<美容効果>
・新陳代謝を促し、弱った肌バリア機能を取り戻す
・乾燥による肌荒れを根本的に改善させる

オススメアイテム

まだまだ数えきれないほどの美容成分が沢山存在していますが、今回は最近特に人気の成分を中心に ご紹介させて頂きました! 気になる成分はありましたでしょうか?

今後のコスメ選びなどに役立ててもらえたら嬉しいです♡

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